映画と本と自分と山

映画が半分、残りは本と自分、時々山登りについて

東京ガスのCM

先日、ふとTVを見ていたら、思いがけずとても良いCMに出会いました。

僕が育った家庭は専業主婦・核家族スタイルだったのと、(今では珍しくなくなりましたが)いわゆる高齢出産で僕が産まれているので、おばあちゃんはすでに高齢だったので、おばあちゃんの料理を食べたことは(多分)一度もありません。

でも、このCMが良いなぁ、と思ったのは、おばあちゃんと孫の関係もそうですが、おばあちゃんの料理を孫が受け入れ、肯定しているところです。

ツレとかツレ実家とは異なり、僕の母や僕はCMに出てくるような和食が好きで、良く作るし食べます。

場合によっては「古くさい」とも言われてしまいそうな料理ですし、魚の食べ方なんかも結構気になったりします。

なので、おばあちゃんの料理を肯定した孫の様子を見ていると、なんだか僕も肯定されたような気がしました。

自分が作った料理を食べてもらえなかったりすると、やっぱりそれなりに凹みます。

なので、子どもたちが喜ぶような(挽肉系、イモ系)料理を作ったりもしますが、やっぱり自分のスタイルは和食というか魚や煮物、みそ汁というような和食だし、身体にも良いようなもののように思います。

そういう和食をS(4歳)は割りとよく食べてくれるのですが、大人になった時に、「父さんの料理もなかなか良かったよな」と思ってくれたら良いな、と思ったのでした。