映画と本と自分と山

映画が半分、残りは本と自分、時々山登りについて

『ソトコト』2012年5月号

正確には、育児雑誌ではないのかも知れませんが、今回の特集が「ソーシャルな子育て」ということで、ファザーリング・ジャパンの関係者も載っていると(ファザーリング・ジャパン内で)話題になっていたので読んでみました。

それに、新連載陣(古市憲寿大野更紗荻上チキなど)も普段から注目している方たちなので。


SOTOKOTO (ソトコト) 2012年 05月号 [雑誌]SOTOKOTO (ソトコト) 2012年 05月号 [雑誌]
(2012/04/05)
不明

商品詳細を見る

特集を読んでみての感想ですが、いろいろ考えすぎてしまい、読んでいて、すごく息が詰まりそうな感じがしました。

何でそんなことになったのかを説明すると、いろいろと不必要な問題まで発生させてしまいそうなので、やめておきます。

そんな気持ちになりつつ読んでいたのですが、良かった記事は、「絵本作家のぶみパパの子育て日記」というもの。

絵本作家ののぶみさんが子どもとどういう風に向き合っているかが書かれています。

ちょっと僕にはむずむずしてしまいそうなことも書かれていますが、基本的にとても共感できる内容でした、

「こどもはおもちゃを買う人より一緒に遊んでくれる人のほうが好きだよ」とか。

期待していた新連載陣たちの連載ですが、みんな1頁ずつなのには驚きました。

頁全部文字で埋まっているわけでもないので、字数的にはかなり少なめです。

内容はもちろん、関心のある連載陣たちが書いた物ものなので、興味深いのですが、なにぶん文字数が少なく、「結局何が言いたいのやら」というものも。

初めて『ソトコト』を買いましたが、この連載目当てならば、雑誌にしてはかなり高いし(800円!!!)立ち読みで十分かな、と思いました。