映画と本と自分と山

映画が半分、残りは本と自分、時々山登りについて

『たくさんのふしぎ』2013年9月号

昨日書いた『母の友』9月号を読んでいて、紹介されていた月刊誌に『たくさんのふしぎ』というものがありました。

たくさんのふしぎ』自体は読んだことがないので、どういうものか分からなかったのですが、気になったのがテーマが谷川俊太郎さんの「生きる」という詩だったことです。

月刊 たくさんのふしぎ 2013年 09月号 [雑誌]

谷川さんの「生きる」という詩をここに勝手に載せるわけにもいきませんが、転載許可を取っているというホームページがあったので、是非、そちらでご覧ください→「生きる

何年前か分かりませんが、以前からこの詩のことは知っていたものの、改めて読んだ時に、とても強く心を揺さぶられました。

そして、その時に知ったのですが、この「生きる」という詩に触発されて、それぞれが続きを作って、谷川さんといっしょに本にしていました。

     生きる わたしたちの思い  生きる―わたしたちの思い〈第2章〉

谷川さん本人が最初に作った「生きる」もそうですが、いろんな人たちがそれにつなげて作った「生きる」にも大きく心を揺さぶられました。

それと同時に、僕がこの「生きる」という詩の続きを書くとしたら、どんなことを書くだろうか、とその時に想いを巡らし、そして、それ以来、時々この詩を読み返し、今の自分ならどんな言葉をつなげるか想いを巡らしてきました。

たくさんのふしぎ』には谷川さんの詩が絵とともに書かれているだけで、解説などもありません。

でも、この詩と絵を見て、絵を描いた岡本よしろうさんの想いも伝わってくるようでした。

S(4歳)やM(2歳1ヶ月)はまだ文字を読めませんが、それでもこの絵本をじっくり見て、それぞれに発見があったようで、僕はそれがとても嬉しく思いました。