映画と本と自分と山

映画が半分、残りは本と自分、時々山登りについて

「クリード 炎の宿敵」

 感想は書いていなかったようですが、前作、「クリード/チャンプを継ぐ男」がとても良かったので、その続編であるこの「クリード 炎の宿敵」も観たいなぁ、とチェックしていました。
 Amazonプライムで観られるようになっていたので観てみました。

 


クリード 炎の宿敵(字幕版)

youtu.be

 

映画『クリード 炎の宿敵』公式サイト 2019.1.11(Fri.)


作品データ映画.comより)
原題 Creed II
監督 スティーブン・ケイプル・Jr.
製作年 2018年
製作国 アメリ
上映時間 130分
配給 ワーナー・ブラザース
映倫区分 G

ストーリー(公式サイトより)
『ロッキー4/炎の友情』で最大のライバルにして親友のアポロは、ロシアの王者イワン・ドラゴと対戦。壮絶なファイトを繰り広げた末に倒され、そのまま帰らぬ人となった。あれから歳月が流れ、ついにその息子同士がリングに上がる。シリーズに新風を吹き込んだ傑作と全世界から大絶賛を受けた『クリード チャンプを継ぐ男』でロッキーのサポートを受け、一人前のボクサーへと成長した亡きアポロの息子、アドニスクリードマイケル・B・ジョーダン)。対する相手はドラゴの息子、ヴィクター。ウクライナの過酷な環境から勝ち上がってきた最強の挑戦者だ。アドニスにとっては、父を殺した男の血を引く宿敵となる。アポロVS.ドラゴから、アドニスVS.ヴィクターへ。時代を超えて魂のバトンが手渡される因縁の対決。絶対に見逃すわけにはいかない。世紀のタイトルマッチのゴングが、いま鳴り響く!

勝手に五段階評価(基本的に甘いです)
★★★★☆

感想
 正直なところ、前作が良すぎたからか、今回はそれほど良いとは思えませんでした。
 前作から引き続いている話で、クリードが世界チャンピオンになるところから物語が始まります。
 そこに、クリードの父アポロをリング上で葬ったドラゴの息子が挑戦してくる、という展開です。
 ドラゴの息子ヴィクターは見るからに屈強で、パワーと野心に満ちあふれている。

 ヴィクターからたたきつけられた挑戦に、クリードは受けて立とうとするものの、ロッキーは受けるべきではないし、セコンドにはならないと言って離れます。
 そして、ボコボコにされるクリード

 そこから再度ロッキーと組み、ヴィクターと対戦する、という展開です。
 一度ボコボコにされたクリードが立ち直り、自身と誇りを取り戻すというものなのですが、それ以上でもそれ以下でもないというか、正直あまり感想が浮かんできませんでした。

 クリード役のマイケル・B・ジョーダンの鍛え上げられた肉体がすげぇな、とは思うものの、ヴィクター父子の悲哀ももっと深掘りしても良かったと思うし、ロッキーとの和解ももっと丁寧に描くことが出来たのではないか、と思います。