映画と本と自分と山

映画が半分、残りは本と自分、時々山登りについて

こういう表記、気になりますか?

先日、T(5歳)のMR(麻疹風疹)予防接種だったので、一緒に小児科に行ってきました。

予防接種自体は、Tも少し注射にひるんだものの泣くことなく、すぐに終わり特にこれという出来事はありませんでした。

さて、帰ろうと小児科の出入り口の所に行くと、そこに予防接種を促すパンフレットなどが並べられているのですが、1つのパンフレットが目に入りました。

IMG_1946.jpg

↑これです。

みなさんは、このパンフレットの表紙を見て何か気づくことはありますか?

僕の目に入ったのは、丸い赤に書かれている「1歳児と5~6歳児のお母さまに」という表記です。

何故「お母さま」なのでしょう?

「お父さん」だって子どもを育てていますし、実の両親以外が育てている場合もかなりあります。

実はこういう表記って結構たくさんあって、いちいち声を上げたりしていると面倒ですし、パンフレットならまだしも、子連れでどこかに行くと「あら、今日はお父さんで良いわね♪」的なことを言われることもかなりあるので、もうかなり鈍感になりつつあります。

まぁ、一つ一つ、こういう表記をしている所に声を上げていくのも1つの重要な力だとは思いますが、もっと「多様な生き方」が認められるには、どうしたら良いのかな、と考え込んでしまいます。

やっぱり、こうしたものなどに一つ一つ丁寧に声を上げていくしかないのかなぁ、と。