映画と本と自分と山

映画が半分、残りは本と自分、時々山登りについて

「なくもんか」

BSでやっていたので観た映画です。

でも、NHKではなくて、民放だったので、かなりカットされていました。

観た映画と言って良いのかどうか…。

 

なくもんか [DVD]

 

宮藤官九郎さんの作品が結構好きなので(たとえば「タイガー&ドラゴン」とか)見たのですが、この作品は最初に書いたようにカットされているからか、あまり楽しめませんでした。

楽しめなかった理由としては、「不幸なきょうだいの家族愛」という話だからかも知れません。

「つらい境遇にあったきょうだいが、最初は仲が悪かったけれど、最後には仲良くなる」というテンプレ通りの展開というか。。。

物語のテンポも宮藤作品にしてはあまり良くない感じでした。

 

あと、この映画を見ていて感じたのが、(すごく失礼なことを書きますが)竹内結子さんの演技がどの作品でも同じように見えてダメなんだな、ということです。

この作品は2009年なので、今は違うような演技をしているのかも知れませんが、竹内さんを最初にちゃんと見た「ランチの女王」からあんまり変わっていないように思いました。

 

その点、主演の阿部サダヲさんもこの前の主演作になる「舞妓Haaaan!!!」で同じようなテンションで出て来ますが、「同じだなぁ」と感じないので、どの辺が「同じだなぁ」と感じるのか、ちゃんと説明できないので申し訳ないです。

舞台作品を見に行くことがないので分かりませんが、舞台で場数を踏んでいるかということなのでしょうか。

 

勝手に五段階評価(基本的に甘いです)

★★★☆☆

 

2015年に観た映画ランキング

1 「ザ・マジックアワー」

2 「あなたを抱きしめる日まで」

3 「テルマエ・ロマエⅡ」

4 「恋人はセックス依存症」

5 「地獄でなぜ悪い」

6 「鈴木先生」

7 「ミニミニ大作戦」

8 「エヴァの告白」

9 「なくもんか」

10 「ノア 約束の舟」