映画と本と自分と山

映画が半分、残りは本と自分、時々山登りについて

「ベイマックス」

久しぶりに映画の話です。

オランダ・ベルギーに旅行に行った時に、長時間のフライトだったのでいくつか映画を観ました。

 

一番最初に観たのはこれでした。

ベイマックス

 

前から観たいと思っていたのですが、表示されていたタイトルは「Big Hero 6 」。

ベイマックス」と思い込んでいたので、「?」と思いながら観たのですが、原題は「Big Hero 6 」だったのでした。

 

この映画に関しては、映画の書評か何かで「日本へのリスペクトにあふれている」というのを目にしていました。

実際に観てみて、その意味が分かりました。

主人公の名前はもちろんのこと、日本的(あくまでも【的】)な風景などなど。

 

でも僕が一番良いな、と思ったのは、(理由は分からないものの)両親を亡くし叔母に育てられていたり、いろんな人種の人が出て来る所でした。

まぁ、この辺(特に人種)はあえてそういう風にしているのだとは思いますが。

こういう、いろんな家庭や人が【普通に】関わり合うということを描くことはとても重要なことだと思います。

 

さて、タイトルについてですが、僕は知りませんでしたが、そもそもはアメリカン・コミックス(アメコミ)の『ビッグ・ヒーロー・シックス』を元にしていたということでした。

そのアメコミを改編しつつ映画にしたということで、映画としては焦点がベイマックスとヒロになっていますが、それでも6人揃っての映画でもあるので、どっちが良いタイトルかというと悩ましい感じです。

 

ディズニー映画なので、特徴的なベイマックスが戦略的にはまったのでしょうが、映画の内容自体を考えると、どっちが良いのやら。

 

ちなみに最近観た映画ではあまり涙腺が緩む作品はなかったのですが、この作品は少し緩みました。

 

勝手に五段階評価(基本的に甘いです)

★★★★☆

 

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