「シャーロック・ホームズ」
Amazonで評価が高かったので、観てみた作品です。
【ワーナー公式】映画(ブルーレイ,DVD & 4K UHD/デジタル配信)|シャーロック・ホームズ
作品データ(映画.comより)
原題 Sherlock Holmes
製作年 2009年
製作国 アメリカ
配給 ワーナー・ブラザース映画
上映時間 129分
映倫区分 G
内容(公式サイトより)
事件発生! 1891年、ロンドン。進歩する世界の中心地であり、あらゆる悪がはびこるこの街で、若い女性を狙う連続殺人が起きる。不気味な儀式を想わせる手口は謎に包まれ、警察は解決の糸口さえつかめない。
最強の頭脳を持つ名探偵! この街には、彼がいる。シャーロック・ホームズ、独自の探偵術を極めた男。超人的な観察力、記憶力、推理力、そして時には拳の力で真相を突き止める。なんと彼は、熟練した武術家でもあった。犯罪との戦いでは、完璧な理論と科学的な根拠はもちろん、格闘能力も最高の武器になるのだ。
最強のコンビで解決! ホームズには、ジョン・ワトソン医師という優秀な相棒がいる。しばしば暴走してしまう天才ホームズと、冷静かつ常識的に行動するワトソン。正反対の二人はケンカが絶えないが、厚い信頼と友情で結ばれている。彼らが正体を暴いた犯人の名は、ブラックウッド卿、逮捕され死刑を宣告されても、一向に動じない。巨大な闇の力により、死んでも甦れると言うのだ。
事件は最強の謎に変わる! 邪悪な神秘主義組織の頂点に立つブラックウッド卿は、予言通りに生き返り、全世界を悪で塗りつぶし、支配しようと企てる。人々がパニックに陥る中で、ホームズだけは胸を躍らせていた。過去の事件は簡単すぎた。遂に最強の謎に挑める時が来た!
勝手に五段階評価(基本的に甘いです)
★★★★☆
感想
シャーロック・ホームズが主人公の小説は、小さな頃に読んだことがあるような気がするのですが、いまいちよく覚えていません。
なので、かなり曖昧なイメージで映画を予想しつつ観たのですが、かなり予想を覆させられる内容でした。
というのも、もっと小さな事件から大きな事件につながっていくのかと予想していたのですが、最初から大きな事件に巻き込まれていき、それを解決するというものだったからです。
変人であるシャーロック・ホームズと常識人であるワトソンというコンビはそのままのような気もしますし、ワトソンを演じるジュード・ロウがとても良かったです。
ジュード・ロウが出演しているといつもジュード・ロウだということにすぐ気づくのですが、今回は、あとから気づくという感じで、今まで僕が感じていたジュード・ロウらしさが良い意味で消されているように感じました。
シャーロック・ホームズなので、当然推理ものなのですが、この作品はアクションシーンもあり、自分の中でのシャーロック・ホームズ像とは違ったものでしたが、最後まで飽きさせることがない内容でした。
絞首刑のシーンなどがあるので、小さな子どもと観る場合は注意が必要ですが、軽すぎず、重すぎずバランスの良い作品だと思います。
メガネを壊す
やってしまいました…。
メガネを踏んでしまい、壊してしまいました。
実家に泊まった際、夜中にトイレに起きたのですが、その時に踏んでしまいました。
普段、自分の家にいるときは、枕元に置いたり、近くのテーブルに置き、トイレに立ったとしても足元の方に立つので踏む可能性は全くないのですが、実家では逆に枕元の方に立つことになるので、踏んでしまいました。
寝ぼけていたのですが、さすがに眠気が一気に覚めてしまい、そのままどうしようか、悶々としながら朝を迎えました。
けれど、よく考えたら、メガネにしては安く作ったものを、もう何年も新調していなかったし、新しく始めたバイトのお給料もそろそろ入るし、新生活では切り詰めることばかり考えて、自分にご褒美をしていなかったので、自分へのご褒美ということで、新しいものを作りました。
壊してしまったものと同じようなもので、とメガネ店の店員さんに頼んだので、周りの人には変わったことさえ気づかないかもしれませんが、より軽くなり、ブルーライトカットによる反射が目立ちにくくなったり、ちょっと良くなったと感じています。
「キツツキと雨」
Amazonの評価が高かったので観てみた作品です。
作品データ(映画.comより)
製作年 2011年
製作国 日本
配給 角川映画
上映時間 129分
映倫区分 G
あらすじ(シネマトゥデイより)
小さな山あいの村にやって来たゾンビ映画の撮影隊。なぜだか手伝うことになった木こりの克彦(役所広司)は、プレッシャーに弱く使えない新人監督の幸一(小栗旬)にイライラする。しかし、幸一は克彦との交流で自分を取り戻していき、二人のいい関係がイマイチかみ合わなかった撮影現場にも不思議な影響を与え始め……。
勝手に五段階評価(基本的に甘いです)
★★★★☆
感想
物語の内容としては、すごく大きな出来事があるわけでも、感動を呼ぶような展開があるわけでもないのですが、日常を丁寧に切り取っているように感じました。
山の中でいつものように1人で木を伐採していると、突然映画の撮影スタッフがやってくる。
邪険にするわけでも、歓迎するわけでもなく、その闖入者をそのまま受け入れていく。
木を切る作業を中断されても、車で送ってくれと頼まれても、仕事が出来ない、仕事のジャマだと言って拒否することもない(ちょっといらだつ時はあるけれど)。
日常にすっと入ってきた人たちをそのまま受け入れ、そのまま受け入れてくれたからこそ、若き映画監督である幸一も克彦に自身の気持ちを語り、頼るようになる。
克彦と幸一を演じる役所広司、小栗旬だけでなく、助監督や克彦の息子浩一、撮影監督などには古舘寛治、高良健吾、嶋田久作などが演じていて、最近、他の邦画を観るようになってきたので、やっぱり、演技が上手な人は上手なんだよな、と改めてわかりました。
星形のきゅうり
先日、バイトに行ったら、きゅうりをいただきました。
そのきゅうり、こんな形をしていました。
僕がいただいたのは星形ですが、もう一本はハート形でした。
一緒に働いている方が、お客さんとの話で野菜作りが話題に出たようで、この日に出勤だと言っていたので持ってきてくださったとのことでした。
野菜作りの話題をした同僚は研修が入ったので、この日は違う場所にいたために受け取れず、その日出勤していた僕ともう一人の同僚(女性)でいただきました。
僕はほとんど料理をしない生活になったのですが、以前テレビ番組の男子ごはんで紹介されていた、きゅうりと納豆の簡単おつまみにしました。
その料理だときゅうりを砕いてしまうので、星形のものを楽しみながら食べるということにはなりませんでしたが、今までハート形や星形のきゅうりを実際に見たり、想像もしたことがありませんでしたが、簡単にできるようですし、楽しめるので、とてもいいアイデアだなと思いました。
ローリング
Amazonでオススメ作品として表示されたので観てみた作品です。
作品データ(映画.comより)
製作年 2015年
製作国 日本
配給 マグネタイズ
上映時間 93分
ストーリー(公式サイトより)
水戸のおしぼり業者で働く貫一は、10年前学校内で盗撮事件を起こし行方をくらましていた元高校教師の権藤と再会する。
権藤はかつての教え子たちにつかまり糾弾され面目を失い、さらに東京から連れて来ていたキャバクラ嬢みはりに貫一が一目惚れし権藤から奪ってしまう。
一方かつて権藤の盗撮した動画に録画されたある人物に目を付けた貫一の悪友たちによって、芸能事務所を巻き込んだ思わぬ騒動へと発展していく…。
勝手に五段階評価(基本的に甘いです)
★★★☆☆
感想
日本国内で、2015年第89回キネマ旬報日本映画ベストテンに入選したり、第25回日本映画プロフェッショナル大賞主演男優賞を受賞しているとのことですが、中途半端なリアルさが自分にとっては物語の中に入り込むのを難しくしていました。
盗撮によって免職になった元高校教師が教師をしていた街に戻ってきて、元教え子達と関わっていく、というものなのですが、元高校教師が人間としてくずなのは良いのですが、例えば、テレビが彼を取材し、放送するシーンなどでは撮影許可もモザイクもかけずに放送するなど、微妙に現実的ではない場面がちょくちょく出てきていました。
元高校教師を演じる川瀬陽太がナレーションもしていて、その声やトーンはとても良かったですし、主演で元教え子役の三浦貴大がとても上手だったのですが、逆に言えば、他の出演者たちの演技は「これは映画の演出で、わざとやっているのか?」と思うような場面も結構ありました。
エルモア・レナード『オンブレ』
久しぶりに小説の感想を。
今回読んだのはこの作品です。
著者:エルモア・レナード (Leonard,Elmore)
訳者:村上春樹
作品概要
アリゾナの荒野を行く七人を乗せた駅馬車――御者メンデスとその部下アレン、十七歳の娘マクラレン、インディアン管理官フェイヴァー夫妻、無頼漢のブレイデン、そして「男(オンブレ)」の異名を持つジョン・ラッセル。浅黒い顔に淡いブルーの瞳、幼少期をアパッチに育てられた伝説の男と悪党たちが灼熱の荒野で息詰まる死闘を繰り広げる。レナードの初期傑作二作品を、村上春樹が痛快無比に翻訳!
勝手に五段階評価
★★★★☆
感想
エルモア・レナードの作品は読んだことがなかったのですが、僕が小説を読むようになったのは村上春樹作品を読んだことがきっかけで、今でも村上作品や、村上春樹が訳した本は大体読んでいます。
ということで、この作品は村上春樹が翻訳しているということで、とりあえず買っておいて、積ん読されていたのですが、読んでみました。
訳者あとがきで触れられているような西部小説だけでなく、西部映画もあまり観たことがないのですが、とても面白い作品でした。
この『オンブレ』には表題作と「三時十分発ユマ行き」の2つの作品が収められているのですが、僕としては、「三時十分発ユマ行き」の方が気に入りました。
それは、まずコンパクトにも関わらず、物語の中心的な登場人物2人の掛け合いが絶妙なこと。
緊張感がありつつも、2人の中にユーモアを感じさせ、終始飽きさせることがありません。
「オンブレ」も登場人物達のキャラクターは際立っているものの、僕としては「三時十分発ユマ行き」のほとんど2人だけにも関わらず物語に緊張感やユーモアを持たせる巧みさに魅了されました。
この2作品とも映画化されているとのことですが(「三時十分発ユマ行き」はリメイクも)、残念ながらAmazonのリストにはなかったので、他のところで探して観てみたいと思います。
「鴨川ホルモー」
小説も映画も未見だったので、観てみました。
今回もAmazonプライムです。
作品データ(映画.comより)
製作年 2009年
製作国 日本
配給 松竹
上映時間 113分
あらすじ(シネマトゥデイより)
二浪した後、念願の京都大学に入学した安倍(山田孝之)は、一目ぼれした早良京子(芦名星)の存在が決め手となり「京大青竜会」というサークルに入部する。安倍はここをレジャーサークルか何かだと思っていた。しかし、実態は京都に千年伝わる競技、“ホルモー”のサークルだった。
勝手に五段階評価(基本的に甘いです)
★★★☆☆
感想
原作が小説だということ、この映画自体も知っていたのですが、未見でした。
特に敬遠しているつもりはないのですが、そういえば原作者の万城目学さんの小説は読んだことがないような気がします。
映画化されている作品ものは、「プリンセス トヨトミ」も「偉大なる、しゅららぼん」も観たことがあると記憶してます。
映画化された作品ではこの「鴨川ホルモー」だけが未見だと思うのと、Amazonでの評価が高いので観てみました。
舞台が原作者の万城目学さんの母校である京都大学だという設定を含め、そこでの青春物語や、アイデアはとても秀でているように感じました。
けれど、映画で映像にするとどうしてもCGが前面に出てきてしまって、アイデアが可視化されすぎてしまって、逆にこの物語の中で出てくるアイデアに集中することが出来ませんでした。
小説だと言葉から読み取って、自分の中で想像することが出来ますが、実際にCGなどでそれを示されてしまうと、自分の中で想像する楽しみがなくなってしまう感じです。
小説は未読ですが、もしかしたら、この作品は自分には映画などの映像作品よりも小説の方が楽しめるような気がしました。