映画と本と自分と山

映画が半分、残りは本と自分、時々山登りについて

『パパのカノジョは』

個人的に「パパ」が主に出てくる絵本を探しているのですが(理由はこちら)、「パパ」ということばがタイトルに入っているので読んだ絵本がこちらです。


パパのカノジョは (海外秀作絵本シリーズ) パパのカノジョは (海外秀作絵本シリーズ)
(2002/01)
ジャニス レヴィ

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僕の「パパ」を求める狙いとは違って、あんまりパパが出てこないのですが、これはとても良い絵本だなぁ、と思いました。

 

女の子は「パパのカノジョ」は変わっていると言いながらも、その「変わっている」は、子どもと向き合う時の大人の「ふつう」の態度とは違っているということも含まれています。

子どもに対する態度が他の大人に比べると変わっていても、実はそれは、子ども(少なくとも主人公の女の子)にとって、とても良い態度であるようです。

 

この「パパのカノジョ」の主人公の女の子に対する態度は、日々の僕の子どもたちに対する態度も「こうありたい」という姿に近いものです。

それは、最後に女の子が述べているように、子ども(女の子)だけではなく、パパにとっても良好な関係を築ける態度なようです。

 

子どもにこうありたい、という姿勢は、子どもだけでなく、あらゆる人にこういう態度でありたいな、とおもうのでした。