映画と本と自分と山

映画が半分、残りは本と自分、時々山登りについて

『りんごかもしれない』

最近、絵本のことを書いていなかったので、紹介します。

紹介します、と言っても既に知っている人もかなりいるような気がしますが、コレです↓

 

りんごかもしれない

 

僕も前から知っていて、面白かったので、子どもたちに読ませたいなと思っていました。

が、我が家には既に絵本が沢山あり、僕の経済状況も厳しいので(絵本って1500円くらいするじゃないですか…)、なかなか買うことが出来なかったのですが、先日hontoで500円分のクーポンをもらったので、買っちゃいました。

 

この絵本、いろんな読み方が出来ると思うのですが、子どもたちが気に入ったのは

 

(りんごに)「きょうだいは もっと たくさん いるのかもしれない」というところで、そこには

 

あんご いんご うんご えんご おんご」と

 

名前とりんごのきょうだいが載っているところです。

「うんごだってー!!」みたいな感じで楽しんでいます。

 

で、僕が良いなと思うのは、「りんごかもしれないがちがうかもしれない」と当たり前だと思っていることを疑う姿勢で、疑いつついろんな可能性を空想(妄想)するというところがとても哲学的だなぁ、と思ったのでした。

いきなり哲学なんてものを教えるのは難しいですが、これを読んでいて僕はすごく「哲学的」だなぁ、と感心しました。

子ども向けの絵本かも知れませんが、大人も楽しめるものだと思います。