9年目突入―あるいは家事についての愚痴―
昨日は、ツレと結婚式を挙げてから9年目でした。
入籍した日も、同居し始めた日も違うので、自分の中ではこの日が「結婚記念日」的な感じになっています。
さて、昨日は秋分の日でしたが、最近外出続きだったこともあり、子どもたちは特に外出もせずまったり過ごしました。
去年は夕食を割と近場の以前から気に入っているイタリアンで取りましたが、今回はいつも通りでした。
今日は仕事ですし、仕事にはお弁当を持って行っているので、その分も用意する必要があるので。
9年目になりましたが、この8年で段々と僕の家事の分担が多くなり(ほぼ100%)、いよいよ固定されてきてしまったな、と感じています。
何度も何度もツレには改善を求めましたが、口では「やる」と言ったり、そのときだけ少し改善は見られるものの、結局元に戻るので、もう僕自身はあきらめつつあります。
家事について具体的に言っているのは、
「家計に入れているお金の比率がツレ:僕=6:1(5:1の時も)なので、家事も6:1(あるいは5:1)にしてほしい」
ということです。
たとえば、1週間で7回夕食を作るので6回(5回)は僕が作り、1回(2回)はツレが作る、という感じです。
でも、実際は相変わらず自分が家事をいかにしないかを仕事場でも「ネタ」にしているくらいで(「それはダメでしょ」って言われたと嬉しそうに報告してきます)、そういう様子を見ていると、やっぱりこの人は家事をやるつもりは全くないんだなと思います。
最近の家事ハラというようなハラスメントではありませんが、多くの男性が女性に抱いているとされている「家事は女性がやるもの」という意識と同じく、ツレの中では「家事はBがやるもの」と思っているのでしょう。
この状態の改善については、僕がフルタイムで働きたい(というかキャリアを積みたい)と思っていることもあり、幾度となく求めてきました。
実際に1年間ほどは正社員ではなかったので収入はそれほど増えませんでしたが、フルタイムのように働いていたこともあります。
そのときも結局すべての負担は僕にだけなりました。
(僕からすると仕事量が増え、さらに収入からの家計へ入れる金額も増えたので、二重取りされているような感じでした。
どんだけブラックなんだか。)
今回ちょうど、「Bに良さそうな求人がある」とツレが言ってきたので、僕も少し応募する気になったのですが、結局応募自体を見送りました。
なぜ応募しなかったのかという理由をツレにつたえつつ。
ツレは口では「(家事について)なんとかする」と言っていましたが、先の1年間でもそうでしたし、過去の8年間で全く「家事についての実績がない」ので正直信用できません。
この8年間で学んだことの一番大きなことは「人は口では何とでも言える」ということだったりします。
(これは別にツレだけではなく、この8年間で起きたこと全体を振り返ってですが。)
なので、ツレのこの言葉はもう全く信用できず、子どもたちにはそういう(「口で言っても実際にはやらない」)人間になってほしくないな、と常々思っています。
ということで、いきなり愚痴ですが、結婚生活も9年目に突入しました。
僕も30歳だし、50歳の時には子どもたちはみんな独り立ちしている予定なので(末っ子のMも23歳になってる予定)、少しずつでもキャリア(というかナリワイ)を作っていきたいな、だけど現状のままだと自分のやることが増えるだけでバーンアウトするのが目に見えているので、しんどいな、と感じている次第です。
ママの就労支援にはパートナーの協力が必至とされていますが、我が家の場合、ツレの協力がないので、まぁ、無理だろうな、と。
(最近も3人目の子どもが生まれたことを機に主夫になった人を知りましたが、まぁ、3人子どもがいつつフルタイムで家事育児するってのはそもそも無理ゲーって話ですね、と。
ましてパートナーが家事をほぼ一切しないので。)
ツレは安易に「子どもたちが大きくなってきて手がかからなくなってきたし」みたいなことを言っていますが、実際は、細かなケアは必要ないかもしれませんが(オムツ替えや病気による通院など。あっ、でもなんだかんだで平均すると毎週のように通院などはしてます。)、単純に食事の量も増え(作る量が増える=買い物も増える=洗い物も増える=僕の家事量も増える)、T(7歳)もS(5歳)も習い事をしているので、その送迎や付き添いも割と負担です。
なので、子どもが大きくなって「手がかからない」というのは家を離れるか、大学生くらいの時の話で、今は付き添いも必要なので(特に送迎が心配材料)、僕には「手がかからなくなってきた」という実感は皆無なのです。
ということで、改めていろんな面でツレとの乖離を垣間見つつ、9年目に突入しました。
このまま僕は終わるのかな、と今までの8年を振り返っても割と真面目に思うようになりました。