映画と本と自分と山

映画が半分、残りは本と自分、時々山登りについて

7月に読んだ本

8月になりました。

ということで、7月にどんな本を読んだのか書いてみたいと思います。

というのも、ある方が2ヶ月で読んだ本について書いているのを目にし、「最近まともに読書してないな」と最近が何ヶ月、何年も続いている自分を叱咤しようということで、読書歴を世間さまに晒して自分を追い込んでみよう、という趣旨です。

きっかけになった方の読書量は半端じゃないので、量が少ない時点でかなり恥さらしなのですが。。。

まずこれ。

上野千鶴子さんの本です。

ミッドナイトコール (朝日文芸文庫)

上野千鶴子」と聞いただけで色んな過剰な反応をする人がたくさんいそうですが、僕は割と好きです。

で、この本は研究所ではなく、元々は朝日新聞に連載していたもので、文庫になったのも20年以上前です。

上野千鶴子さんの他の本を読んでいたら、この本についての言及があったので、興味が沸いて探して読んでみたのでした。

文体が今まで読んだものと違っていて面白かったのと、この本を読んで更に「上野千鶴子さんって、本当に優しいんだな」と思いました。

これもまた色んな反応が来そうですが。

で、次に読んだのがこれです。

まっくらな中での対話 (講談社文庫)

ダイアログ・イン・ザ・ダークって知っていますか?

ダイアログ・イン・ザ・ダーク

詳細は上のリンクから読んでもらいたいのですが、超簡単に説明すると「暗闇のソーシャルエンターテインメント」です。

脳科学者の茂木健一郎さんがこのダイアログ・イン・ザ・ダークに何度も通っているファンだということで、前半はダイアログ・イン・ザ・ダークを日本で最初に開催した方との対談、後半がガイドの方々を交えた座談会になっています。

ガイドというのは、真っ暗闇の中でのエンターテインメントなので、ガイドする人が付いていて、そのガイドたちは、普段暗闇でも問題なくすごしている人たち(=「視覚障がい者」)になっています。

僕は10年くらい前にツレに連れて行ってもらったことがあるのですが、そのときのガイドさんが座談会にも登場していたので、なんとなく嬉しい気持ちになりました。

「また行きたいなー」と思っていたのですが、調べてみたら、小学生以上から参加が可能、ということだったので、この夏休みに子どもたちを連れて行く予定です。

今から楽しみです。

3冊目は、こちらです。

子どもはみんな問題児。

絵本の『ぐりとぐら』や童話の『いやいやえん』の作者として知られる中川李枝子さんのエッセイです。

基本的には、今子育てをしている人への励まし、というような感じになっています。

Amazonのレビューなどかなりの高評価になっていますが、「母の友」を頻繁に読んでいる僕としては、新鮮な話はあまりなかったものの、中川さんが保育士をしていた時の話や、その後大人になった元園児とのエピソードは心がほんわかする内容でした。

その次がこれです。

人生はワンチャンス!- 「仕事」も「遊び」も楽しくなる65の方法

何故この本を手に取ったのかというと、AmazonKindleを持っていると、毎月無料でKindleの本をもらえる制度があり、そこでもらいました(Kindleオーナー ライブラリー)。

Kindleオーナーライブラリーにある本の中で読みたい本を探すのは本当に途方もない労力が必要なので、この本が表示されてすぐにこれにしました。

表紙は本屋さんなどで沢山見たことがあったのに、内容がどんなものなのか全く知らなかったので。

僕はてっきり犬の本なのかと思っていたら、格言、名言の本でした。

その格言、名言にあった犬の写真と、その格言、名言についてのエピソードが載っていました。

広い意味での自己啓発系は全く興味がないので、この本を読む機会はありませんでしたが、こういう巡り合わせで読むことになるとは、なかなか面白い出会いでした。

最後はこれです。

アル中ワンダーランド

ほぼ漫画なのですが、本人によるエピソードの解説と、元アルコール依存症小田嶋隆さんと、本人は否定しているけれどどう見てもアルコール依存症中川淳一郎さんとの鼎談が載っています。

この本を何故読んだのかというと、僕も依存症になりやすい体質というか性格だからですね。

以前、「読みたいな-」と思っていたのですが、先日違う本を探しに行った本屋さんで見つけ、帯に津田大介さんの推薦文というかコメントも載っていたので、読んでみたのでした。

ちなみに、先月は僕の中で漫画月間的な感じにもなっていたので、漫画を27冊読んでいました。

こちらは紹介するのが面倒なので割愛します。

今月はもっと活字を読まないと…。