映画と本と自分と山

映画が半分、残りは本と自分、時々山登りについて

「たまこラブストーリー」

 次は何を観ようかな、と思って、いつもは自力で探していましたが、Amazonプライムで観られる作品の中でオススメの作品をあげているサイトを見つけ、そこで上位に書かれていたので観てみた作品です。

 


映画「たまこラブストーリー」

 

youtu.be

 

『たまこラブストーリー』公式サイト

 

作品データ映画.comより)
監督 山田尚子
製作年 2014年
製作国 日本
配給 松竹
上映時間 83分
映倫区分 G

 

ストーリー(公式サイトより)
春。
高校3年生に進級しても北白川たまこの頭の中は相変わらずおもちのことばかり。
春の夕暮れ、学校の帰り道。
たまこやみどりたち仲良し4人組は進路の話をしていた。
みんな不安をかかえながらも将来のことをちゃんと考えている様子。
たまこも、何気なく、将来は家業を継ぐと答える。
同じ頃、たまことお向かいの家でずっと一緒に過ごしてきたもち蔵も、ある決心をしていた。
周りの色んなことが変わっていって、少しずつ、少しずつ、たまこの心は揺れ始める……。

勝手に五段階評価(基本的に甘いです)
★★★☆☆

感想
 冒頭から鳥がしゃべっていたり、暖かい国なのだろうけれど、日本ではなく、餅をついていたりするので、設定が全く分からず戸惑っていたら、すぐにそのシーンは終わり、クレジットも出たので、「なんだ、アンパンマンとかの子ども向け映画のように2部作なのか」と思いました。

 そして、その後、日本なんだろうけれど(あとで京都駅が出てくるので京都周辺だと分かるけれど、しゃべっている言葉は首都圏)お向かいで餅屋で幼なじみという設定の主人公たまこともち蔵の物語が始まります。

 Amazonのレビューでも高評価なのですが、僕には良さがよく分かりませんでした。
 なぜかというと、どう見ても(特にたまこたちとその友だちたち)が高校3年生ではなく、中学3年生のように見えるからです。
 そして、その見た目だけでなく、そこで交わされているやり取り(友だちとのやり取りや、恋愛関係)も高校3年生ではなく、中学3年生では?と思うようなやりとりでした。

 テレビアニメから始まり、その続きとして、集大成としてこの作品が位置づけられているようなので、テレビアニメを観ていた人たたちにとっては集大成として面白いのかも知れません。
 けれど、テレビアニメを観ていない身としては、そもそも作品の世界観や設定があまり伝わってこなかったりする点も含めて、この作品だけ観て楽しむのは難しいと感じました。