映画と本と自分と山

映画が半分、残りは本と自分、時々山登りについて

「バスターのバラード」

 Netflixに加入したので、1ヶ月間に観られる作品は観ておこうと、他にオススメされていた作品を観ています。
 ちなみに、参考にしているのは、エスクァイアのこの記事です→必見のNetflixオリジナル映画10選

 

youtu.be

 

The Ballad of Buster Scruggs | Netflix Official Site

 

内容Official Siteより)
荒唐無稽なものから深遠な話まで、コーエン兄弟ならではの味わいのあふれるアンソロジーアメリカ西部を駆け抜けた無法者や開拓者たちの6つの冒険物語。

作品データ映画.comより)
原題 The Ballad of Buster Scruggs
監督 ジョエル・コーエン イーサン・コーエン
製作年 2018年
製作国 アメリ
配給 Netflix
上映時間 132分

勝手に五段階評価(基本的に甘いです)
★★★★☆

感想
 コーエン兄弟監督作品のこの映画、6章からなるアンソロジーで、米国の西部開拓時代の様々なストーリーをまとめたものです。

 それぞれの物語に何か繋がりがあって、最初から最後まで何かストーリーとしてつながるのかなと思っていたのですが、特に内容的には繋がりはありませんでした。

 けれど、西部開拓時代という共通点と「死」というテーマで6章が成り立っています。

 笑えるというかリズミカルな作品から始まり不穏な終わり方の作品が最後になっているのですが、僕が1番印象的だったのは、5章目の「早とちりの娘」です。
 「死」というテーマで一貫しているので最終的には悲しい物語なのですが、6編の中で一番、このような出来事が日常的に起きていたのだろうなと思わせつつ、心温まる場面も多い物語でした。