映画と本と自分と山

映画が半分、残りは本と自分、時々山登りについて

『おんぶは こりごり』

今日から、新企画【おすすめ絵本】を紹介します。

世間では「読み聞かせ」がブーム(?)ということですし、僕も一応5年にわたってたくさんの絵本を読んできたので、「これはおすすめ」という本を紹介してみたいと思います。

同時に、「これおすすめだよ!」という絵本があったら、是非是非教えてくれると、子どもたちも僕も嬉しいです♪

さて、そんな新企画第一弾にご紹介するのは、これです↓

 

おんぶはこりごり おんぶはこりごり
(2005/03)
アンソニー ブラウン

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帯には、「ママはたいへん!」という見出しが書いてありますが、つまり、「主婦に家事をおんぶしている家族の物語」です。

これは、僕個人がすごーく共感というか、つぼにはまりました。

「シュフ」(特に専業ではない人)なら特に共感出来ると思います。

 

僕がはまったのは、ママが家を出て行った時に残した手紙に書いてあった言葉です。

 

「ぶたさんたちのお世話はもうこりごり」

 

本当にこの言葉は深い共感を覚えました。

あまりにも共感出来たので、これを読んで以来、若干のストレス解消とユーモアを込めて、家族をたまに「ぶたさん」とか「こぶたさんたち」と呼ぶようになりました。

 

内容はじっくり読んで確かめて欲しいのですが、ちょっと知って欲しいのは、原題が「Piggy Book」という点です。

これは、「Piggy Back」という言葉に掛け合わせたもので、内容もこのPiggyに合わせています。

こういう韻を踏んだものって、後からもじわじわと時間をかけて「クククッ」と笑ったり出来るのも、とても良いな、と思います。