映画と本と自分と山

映画が半分、残りは本と自分、時々山登りについて

『いきのびる魔法』

長男T(6歳)も卒園式を終え、あとは週明けのお別れ遠足を残すだけ、という感じになりました。

机と椅子を用意したり、筆記用具を用意したり、小学校で新しく用意しなきゃいけないいろんなものを用意することばかりに気がむいてしまっていたのですが、やっぱり僕からのお祝いということで絵本をプレゼントしました。

 


いきのびる魔法-いじめられている君へ- (コミックス単行本) いきのびる魔法-いじめられている君へ- (コミックス単行本)
(2013/01/23)
西原 理恵子

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Tはきょうだいの中では、あまり絵本には興味がないようなのですが、この絵本は、気に入っても気に入らなくても、必要になった時に「こういうことを書いてる絵本があったなぁ。」とか「お父さんも同じようなことを言ってたな」と思い出してくれれば良いな、ということで選びました。

 

元々この絵本のタイトルになっている『いきのびる魔法』というエッセイは、朝日新聞のコラムに書かれていたものです。

それを読んだときにとても良いことを言っているなぁ、と思っていたのですが、そのコラムにあわせて絵本になったのでとても気になっていました。

子どもたちには、字だけで書かれたものよりも、絵も一緒に描かれているものの方が良いと思ったので、Tの進学にあわせてプレゼントしました。

 

僕が特に気に入っているところは、学校に行かなくたって大丈夫なんだよ、というメッセージよりも、お金について書かれていることです。

お金は自由になるためのもの、というメッセージはとても示唆の含んだものであるような気がします。