映画と本と自分と山

映画が半分、残りは本と自分、時々山登りについて

父親と子どもの関わる時間

昨夜は大学時代のバイト仲間との久しぶりの飲み会でした。

大学時代は2つの部署で働いていた6人が集まって、週末毎に焼肉やら居酒屋やらに繰り出していました。

そして、その6人がみんな(1人をのぞいて)同じ中学出身だったので、他の部署にいる数人も加わるようになり、飲むだけではなく、サッカーをしたりしていました。

卒業後数年は毎年新年に会って飲んでいたのですが、ここ数年は遠ざかっていて、今回久しぶりに招集をかけられました。

転勤で関東圏にいない人、仕事がある人、急な用事が入ってしまった人がいて、結局集まれたのは3人でした。

しかし、このメンバー(合計9人)、ちょっとすごいな、と思うのが既婚者の数です。

僕がそろそろ30歳で2学年上までなので、29歳から32歳までの全員男性なのですが、9人中7人が結婚していて、子どもがいるのが5人、複数いるのが2人です。

今回集まったメンバーもみんな子どもがいたので、必然的に話題に上がったのが「子どもの話」でした。

今子どもたちがはまっているのは何か?ということや、クリスマスには何をプレゼントしたか?何を欲しがったか?など、この季節定番の話題で盛り上がりました。

それらの「子どもの話」で僕が面白かった(?)のが「お父さんと子どもとの関係」です。

ある人はパートナーが専業主婦ということもあり、満員電車を嫌って少し早めに出勤し帰宅も9時とかになるので、子どもと触れあうのは週末のみだそうです。

週末も仕事がある時もあるそうで、子どもに「お父さんは今度いつ来るの?」と聞かれたそうです…。

これはさすがに聞いていてすごくショックでした。

お父さんとしては、帰って来て子どもの寝顔を見て、出勤する時も子どもの寝顔を見ているので、毎日会っていると思っているのですが、子どもとしては、平日お父さんに会うことがなく、週末しか会わないので、「いつ来るの?」という感覚のようです。。。

もう一人のメンバーは夫婦共働きで、子どもは保育園に通っているとのことですが、やはり仕事で帰りが遅いのか、この話に「うちもそうだわ」みたいな反応でした。

僕は結婚してからというか、子どもが産まれてから、子どもたちにとっても、僕にとっても、子どもたちと一緒にいる時間は【お父さん>お母さん】という関係なので、この話は結構ショックでした。

でも、ファザーリング・ジャパンだとか、レノンパパだとか、子育てパパとの関わりは、そういう限られたところで出会っている人が多いので、世間一般の大多数は、この元バイト仲間みたいな感じなのかも知れません。

子どもとの関わりは質(内容)ではなく量(時間)であると改めて実感しました。