映画と本と自分と山

映画が半分、残りは本と自分、時々山登りについて

「時をかける少女(2010)」

Amazonでの評価が高かったので観てみた作品です。

 

時をかける少女

 

映画「時をかける少女」Blu-ray&DVD 10月13日発売決定!

 

作品データ映画.comより)
製作年 2010年
製作国 日本
配給 スタイルジャム
上映時間 122分
映倫区分 G

 

ストーリー(公式サイトより)

高校卒業を目前に控えた芳山あかりは、母・和子が薬学者として勤める大学にも無事合格し、新たな生活に胸を弾ませていた。ところが、和子が交通事故に遭い、事態は一転。「過去に戻って、深町一夫に会わなくては…」と必死に訴えながら昏睡状態に陥った母の願いを叶えるため、和子が開発した薬を使って1972年4月にタイム・リープすることを決心する。
  時空を飛び越えたあかりは、過去の世界に到着。しかし、なんとそこは1974年2月。間違えて行くべき場所から2年も経った時代に飛んでしまったあかりだったが、偶然出会った映画監督志望の大学生・涼太とともに深町一夫探しを始める。
  四畳半一間のアパートに同居し、涼太の映画製作を手伝ううちに、やがてあかりは涼太に恋心を抱き始めるが・・・。

 

勝手に五段階評価(基本的に甘いです)

★★★★☆

 

感想

時をかける少女」自体は知っている物語ですし、アニメでも映画でも何回も作られている作品なのですが、この作品は観たことがありませんでした。

 

評価が高かったのは、主演の仲里依紗が良い、というのがあったのですが、僕自身はそこまで鮮烈な印象は受けませんでした。

でも、この作品で、主役をあかりを演じる仲里依紗とタイムスリップした1974年で出会った大学生涼太を演じる中尾明慶が出会って、後に結婚することになると考えると、なんとなく微笑ましい感じがしました。

 

物語としては、涼太が、あかりが本来生きている時代でどうなっているのか、また、あかりの母がなぜ1972年に行こうとしていたのかがわかる展開がとても良かったと思います。

 

少し惜しいなと思ったのは、過去に戻ったあかりがどのように生活をしていたのかという点のディティールがわからなかったところです。

お金を使おうとしても、使えないものもあるはずで、そういうちょっとした生活に密着するシーンがあれば、本当に過去に戻ったというリアルさが背景や服装だけでなく伝わったのではないかと思いました。