映画と本と自分と山

映画が半分、残りは本と自分、時々山登りについて

「チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話」

 劇場公開されていたときから見てみたいなと思っていた作品が、Amazonプライムで見られるようになっていたので見てみました。
 映画だけでなく、土屋太鳳主演でテレビドラマにもなっていたそうですが、そちらは未見です。
 


チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話

 

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映画「チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~」公式サイト


作品データ映画.comより)
監督 河合勇人
製作年 2017年
製作国 日本
配給 東宝
上映時間 121分
映倫区分 G

あらすじ(公式サイトより)
県立福井中央高校に入学した友永ひかり(広瀬すず)は、中学からの同級生の孝介(真剣佑)を応援したいためだけにチアダンス部に入部する。しかし彼女を待ち受けていたのは、顧問の女教師・早乙女薫子(天海祐希)による「目標は全米大会制覇!おでこ出し絶対!恋愛禁止!」という超厳しいスパルタ指導!!早々に周りが退部していく中、チームメイトの同級生・彩乃(中条あやみ)の存在もあり何とかチアダンスを続けていく決意をするひかり。チアダンス部は“全米大会制覇”に向かって走り出す!!フツーの女子高生たちの夢への挑戦が今、始まる――。

勝手に五段階評価(基本的に甘いです)
★★★☆☆

感想
 実話とのことなのですが、何だか漫画を実写化したような作品でした。
 冒頭の顧問の教師の登場シーンや、チアダンス部入部直後のそれぞれのダンスを披露するシーンなど、これが実際にあったことなのか?と疑問に思うシーンやキャラ設定がありました。
 映画にするために、演出(脚色)したのでしょうが、僕にはやり過ぎのように感じ、冒頭から引いてしまいました。

 また、2時間の中に、3年間の様子を描いていて、全体の流れが均一なので、観客としては時間の流れが分からないという戸惑いはないものの、どの場面も深まっていくことがなく、浅く広く物語りが進んでいくように感じました。
 例えば、チアダンス部創設当初には創設当初の苦労があったでしょうし、2年目には2年目の苦労が、そして、3年目の全米大会制覇の年にはその年の苦労があったはずです。
 広瀬すず演じる主人公の友永ひかりがなぜチアダンスを始めたのかということについても、最後の方でちらっと出てくるだけで、それ自体が1つの物語になる出来事も深まることがありませんでした。

 同じペースで最初から描かれていると、本当は全米大会での優勝を一番の到達点にしたいのでしょうが、見ていても気持ちが盛り上がることはありませんでした。
 気持ちが盛り上がらなかったのは、作りの中途半端さにも理由がありました。
 大会の様子は、本番のように描くことは予算の関係上難しいことは分かりますが、それだったらそれで、実際の大会の様子を合間に入れることによって、その大会の本当の様子を描くことも出来たはずです。

 「ホントの話」というタイトルにしているにも関わらず、キャラクターが漫画のようだったり、本当の、実際の大会の様子が伝わってくることはなく、リアリティに欠ける作品でした。

 あと、作品とは直接関係がないのですが、主演の広瀬すずの化粧がすごく気になりました。
 高校入学時点でかなりの化粧をしていること、それはそういう地域や高校もあると思うので良いとしても、アップにされる度に、目の化粧(アイライン)が際立っていて、すごく気になってしまいました。
 チアダンス部は恋愛禁止などや容姿にも制限をしていたということなのですが、あの不自然なアイラインは何だったのか、最後まで違和感がありました。