映画と本と自分と山

映画が半分、残りは本と自分、時々山登りについて

黙っていてもいいんだよ。

*今後、 毎日の更新は難しくなるかも知れません。
 なるべく毎日更新できるようにしたいとは思っていますが、ご了承下さい。
 もし、毎日読んで下さっている方がいらっしゃったら、申し訳ありません。
 (念のためですが、うつの悪化など健康面での理由ではありません。)

 

 去年5月から始めたパートの仕事で、同僚の2人と仲良くなりました。
 2人とも僕より年上の女性なのですが、僕の退職以前からブラック化してきていた中で、愚痴を言い合うようになり、より仲良くなりました。
 僕の退職でもめた際もお二人に相談に乗ってもらい、何とか乗り切ることが出来ました。

 仕事がブラック化すればするほど3人の関係は深まり、仲良くなったのですが、僕が一つだけ気になっていたことがあります。
 それは、2人には何故去年からそこで働き始めたのかという、つまり、12年間主夫をしていたこと、子どもがいたこと、けれど突然家から追い出されたということについてです。

 3人でランチに行こうという話をずっとしていて、僕の退職も決まったので、日にちを合わせたのですが、何せブラックな職場なので、3人の予定が合う日が僕の退職から2週間以上先になりました。

 本当に親切にしてもらって、仲良くさせてもらっているので、家族のこととか伝えなきゃと思っていたのですが、3人で会える日まで時間が空いちゃうので、実際に会って伝えるとどういう雰囲気になるかも分からなかったので、LINEで伝えました。

 

f:id:ysdnbm:20190304130012j:plain


 そして、その内容を伝えた後に言ってもらえた言葉が、タイトルのものでした。

 

黙っていても良いんだよ。
言いたくないことは。

 

 調停が未だに終わっていないということもありますし、どう思われるのか、どう受け止められるのか分からないという不安から、中々切り出せなかったのですが、「○○(僕の名字)さんは○○さんだから変わらないよ」とも言ってもらえ、受け止めてもらいましいた。

 まだ、新しく出会った他の人にはこのこと(12年主夫だったこと、3人の子どもたちがいること、調停中だということ)を伝えられていないのですが、言えていないということが心の枷になっていた自分にとっては、本当に救われるような言葉でした。

 「言いたくないことは言わなくて良いんだよ」

 本当にこの2人と出会えたこと、そして仲良くさせてもらっていることに感謝すると共に、僕も誰かにこの言葉を伝えられるような人間になりたいなと思います。