映画と本と自分と山

映画が半分、残りは本と自分、時々山登りについて

初めての人間ドック

 人間ドックを受けてきました。
 今までも非正規でしたが、学校で働いていたので健康診断は毎年受けてきましたが(学校保健法で勤務員は全員健康診断の受診が設置者=各自治体や学校法人に義務づけられています)、人間ドックは受けたことがありませんでした。

 が、この春から働き始めた会社では僕の年齢では人間ドックを受けなくてはいけない、ということだったので受診してきました。
 僕が今まで受けてきた受診項目と違った(=加えられた)のは、検便の提出、腹部超音波(エコー)検査、胃部レントゲン検査(バリウム検査)、眼圧検査、肺活量検査でした。

 胃部検査に関しては、バリウムを経験したことがなかったのと、胃カメラは経験があって結構辛かった思い出があるので、バリウムにしました。
 「初めてのバリウム!」と思って臨んだ検査でしたが、一番戸惑ったのが腹部超音波検査でした。
 

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 子どもたちを妊娠した元配偶者の受診に付き添って超音波検査を受けているところを見たことは何回かありますが、自分が受けたのは初めてで、これが何と言うか、ものすごくくすぐったくて、笑ってしまうのを必死にこらえるのが大変でした。
 検査技師の人は毎日何人もやっているので何にも気にも留めていないのでしょうが、女性で、まず結構下の方までガバッとズボンを下ろされて、ローションを塗られて(暖かかったけど気持ち悪かったです)、それから検査器具で体の正面部分ならまだ良いのですが、脇腹とかをぐりぐりとされ、恥ずかしく、戸惑っている内に笑ってしまうようなくすぐったさが襲ってくるという、初めての経験でした。

 ちなみにバリウム検査も割と面白かったです。
 「ぐるぐる回されるんだよ」と言われていて、その意味が分かっていなかったのですが、よく分かりました。
 ぐるぐる回されました。
 あと、「ゲップをこらえるのが大変」ということも聞いていましたが、僕は全くゲップは我慢しなくて大丈夫でした。
 これは多分、毎朝瞑想で腹式呼吸をしているからかもしれません。
 それよりも、その後渡された下剤が問題で、説明書には「約6時間後から効き始めます」とか書いてありましたが、僕の場合はすぐに効果が出てきて(漏らすかとヒヤヒヤする場面も)、次の日まで何となくお腹の調子が気になる感じでした。

 検査結果はまだ届いていませんが、初めての経験で面白かったのと、会社の規定で人間ドック受診日は1日休みになるので、僕は8時過ぎからの検査にしたので、終わったのが10時頃で、その後が休みになったのが何より良かったです。
 役所以外で平日しか出来ない手続きとかがちょっと残っていたりしたので、それも出来て良かったです。

 そういえば、最後の診察で診てくれた医師が南アジア系の人でした。
 東アジア系以外の医師に日本で出会ったことがなかったので、日本も少しずつ変わってきているんだなぁ、と感じました。