コロナうつにならないために
おはようございます。
コロナ禍の中、みなさん、いかがお過ごしでしょうか。
僕は勤務時間が大幅に短縮されたこともあり(本来8~18時だったのが、コアタイム9~15時に)、こうしてブログを書く時間が出来るほどになりました。
(せっかくついてきた上半身の筋肉はなくなりましたが…。)
一昨日も触れたのですが、日本だけでなく世界中でCOVID-19で騒いでいますが、僕にはあまりピンときていません。
この気持ちは坂口恭平さんのツイートと完全に同じです。
今年に入ってすでに4500人の方が自殺で亡くなっとる。しかし社会問題にはならんしテレビでも言わんし国家は一言もなにも言わんし対策ももちろんせんから、いまはなんか騒いでるのもぜんぜんピンとこんし、やっぱおかしいなーと思う。
— 坂口恭平 (@zhtsss) April 24, 2020
死ぬ前に09081064666
頼むー。
でも、今まで平気だった人も精神的にやられ始めているのは確かで、僕の知り合いの心理職の人とやりとりをしているのですが、その人は支援者であり、人のメンタル面を「支える」プロであるにも関わらず(プロだからこそ?)かなり精神的にやられています。
それは、東京自殺防止センターのこの↓ツイートと同じ情況なのだと思います。
やばいよね このままどうなっちゃうの
— 東京自殺防止センター (@tokyo9090) April 25, 2020
この先どうなるのか 誰もおしえてくれない
やっちゃいけないことばかり つまんない
今回のCOVID-19が日本で騒がれ始めたときに、僕がやりとりしているその心理職の人には「この後必要になると思うので知っている内容かもしれないけれど、読んでおいてくれると嬉しい」と渡したものがあります。
それが心理的危機対応プラン「PCOP」というものです。
評論家・ラジオパーソナリティの荻上チキさんが代表理事の、ストップいじめ!ナビが日本語版を作成し公開しています。
このPCOPの中に出てくるコーピング、是非「質より量」だと思ってやってみてください。
実際、今回、僕はぬいぐるみを買いました(恥ずかしかったけど、子どもの頃(小学校高学年になるまで?)ぬいぐるみに囲まれて寝てました)。
僕はうつ病なので、【不安】や【恐怖】とは長い付き合いです。
うつ病と最初に診断されたのが25歳の時で、それから考えると10年以上の付き合いで、その間に何回も死のうとしました。
相変わらず生きている意味とかはわかりませんし、長生きしたいという気持ちを持ったこともありませんが、それでも多くの人(友人、知人、家族、医師、同僚たち)やもの(旅、映画、漫画含めた本、ボルダリング、山登り、薬、お酒。そしてぬいぐるみ)に頼り、支えられながら生きてきました。
なので、僕は原因もわかっていて、対処方法もある程度わかっているCOVID-19に対して何故多くの人がこれほどまでピリピリするのかよくわかっていません。
確かに医療現場に立つ人たちはものすごく忙しく心身ともに多くのストレスを感じていることでしょう。
その人たちの負担をどうにか減らしたいという気持ちはあります。
けれど、僕のようなうつ病を患っている者は、原因もよくわからず、わかっていても、ある日というか、あるとき突然(本当にそれは突然に、自分の【意思】と関係なく)電車に飛び込もうという、防ぎようもない【衝動】の方がはるかに恐いのです。
より正確に言えば、僕は自分が死ぬことはどうでも良いのですが、今まで支えてくれた多くの人たちに、僕が死んだという【衝撃】を与えてしまうことが恐いのです。
なので、今回の騒ぎを見て、多くの人がいつまでも自分が生き続けていると思っているということに僕は驚いています。
まぁ、それでも恐いものは恐いのでしょうから、とりあえず見ておいてもらいたいものがあります。
それがまず日本赤十字社がYouTubeにあげている動画です。
長いですが、こちらの動画もとても大切だと思います。
そして、もう一つが、坂口さんのこのツイートです。
経済活動なんかどうでもいいけど体と思考の活動止めたら死ぬぞー。毎日何かをつくるように。これは趣味の話じゃない。生きるための方法であります。昔から糸をつくって、土器作って、笛作って、歌つくって、言葉つくってたのはなーんでだ。
— 坂口恭平 (@zhtsss) April 21, 2020
僕が「いつも通り」の日々をどうにか過ごそうとしている理由がここにあります。
毎日同じ時間に起きて、(笑われながらも)同じもの食べて(それもこのコロナ禍で難しくなってきました…。特に納豆とキムチ)、仕事行く間に新聞読んだり、短歌考えたりして、仕事して、仕事が終わったら、ボルダリングして(今は休業中です。なので筋肉がなくなり太りました…)、夕食取って、ネットサーフィングして、シャワー浴びて、ちょっと本読んだり、映画見て薬飲んで寝る、という理由がここにあります。
経済活動は僕にとってはどうでも良くて、短歌(言葉)を作ったりすることがとても重要です。
ということで、もし、このコロナ禍でうつになりそうな人がいたら、「毎日何かをつくるように」してみてください。
そして、これは前述の心理職の方にも伝えたのですが、睡眠不足が一番やばいので、少しでも眠れなくなったと思ったら、睡眠薬をもらいに行ってください。
僕の通っている精神科クリニックは混んでおらず空いていました。
病院に行くことも多くの人はためらっている印象がありますが、心療内科や精神科に行って睡眠薬をもらって、そしてそれを飲んでたっぷり寝てください。
眠れればひどいうつになることはないので。